Day 1:What’s your name?

Good morning!

皆さん、おはようございます。ハビック真由香です。
今日から毎朝7日間、どうぞよろしくお願いいたします。

第1日目のセンテンスは、小学校英語では必ず登場する“What’s your name?” です。
しっかり練習して生徒さんたちのお手本として自信を持って話せるようになってくださいね。

1日目解説動画

補足解説

“wh”というつづりで表す音は/h/が先でその次に/w/です。/w/は唇を細く細く絞って、その小さな隙間から息が出る時の摩擦音です。

その次の“a”のところは大きく口をあいて/あ/と言います。その時に、舌先が舌前歯の付け根、歯ぐきに触れているように気を付けてください。

“your”というときに、/r/のところで唇の両脇をぎゅっと絞めるようにします。

これを逆に緩めて開いてしまうと/ゆあ/と日本語っぽい音になってしまいますので要注意です。

“name”という単語の発音は、二ヶ所に注意が必要です。

一つ目は、母音の/えい/です。日本語では「えい」と書いて/えー/と発音しますので、/ねーむ/と言ってしまいがちです。/え/と/い/を両方ハッキリ言うために、あごの高さを変えることを意識してください。

もう一つは、/m/の発音です。日本語の/む/のように母音の/う/が聞こえないようにするために、唇をくっつけたままで終わってください。

次にリズムについてです。“What’s your name?” は三つの単語を2拍で言います。
どこを強く言うかというと、“what’s”と“name”です。“your”はこの二つの単語の間に埋め込むような感じで言いましょう。

このセンテンスに限らず、英語らしいリズムで話すためのポイントは、そのセンテンスの中でどの単語だけを言えば言いたいことが伝わるかを見つけ出すことです。

“What’s your name?”というセンテンスは「何、名前?」だけで通じます。つまり、“what’s”と“name”だけを強く言えば良いのです。

今日の発音ポイント

① /w/は唇を細く細く絞って息を吐く時の音。
② “what”の「あ」は口を真ん丸に開き、舌先を舌前歯の初めて歯ぐきにくっつけて出す。
③ “your”の/r/は、唇の両脇をぎゅっと絞る。
④ “name”の/えい/が/えー/にならないように注意。
⑤ “name”の/m/は、唇をくっつけたままで離さないように。

最初はゆっくり一つ一つのポイントを確認しながら丁寧に唇や舌を動かし、そして慣れてきたらだんだん早く言うようにしてみてください。うまく言えたかどうかを確認するには、自分の声を録音して聞いてみるとよいですね。

明日のセンテンスは

“Thank you very much.”

です。

日本語にはない発音がいくつか含まれていますが、音を聞いて真似するのではなく、その音の作り方を知れば、必ず正しい音ができるようになります。
どうぞお楽しみに!

See you tomorrow!
Have a good day.

どうぞ素敵な一日をお過ごしくださいませ♪

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